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ー初心者でも簡単!人工芝の正しい敷き方と手順ガイドー

2025.06.13

 

人工芝を敷くメリットとは?

人工芝は手間がかからず、きれいな芝生を長期間維持できる点で人気があります。庭やベランダ、屋上スペースを人工芝で覆うことで、見た目が美しくなるだけでなく、お手入れの手間を大幅に軽減できます。本記事では、人工芝の敷き方を詳しく解説します。

 

1. 人工芝の敷き方の準備段階

まず、人工芝を敷くための基本的な準備を行いましょう。下地の整備や必要な道具を用意しておくことで、作業がスムーズに進みます。

 

1-1. 必要な道具の準備

人工芝を敷くには、専用の道具を準備しておくと便利です。以下の道具を揃えましょう。

 

  • カッター:人工芝を切り分けるために使用します。刃の交換ができるタイプがおすすめです。
  • 防草シート:人工芝の下に敷くことで、雑草が生えてくるのを防ぐ効果があります。
  • 固定ピン:人工芝を地面にしっかり固定するために使用します。
  • 接着剤またはジョイントテープ:人工芝のつなぎ目をしっかりと固定するために必要です。
  • 整地用ローラー:敷いた人工芝を平らにするために便利です。

 

1-2. 敷く場所の確認と下地の整備

人工芝を敷く場所を選び、下地を整備することが大切です。地面が平らで安定しているかを確認し、石やゴミを取り除いておきましょう。

 

  • 平らな場所の選定:人工芝は凹凸の少ない平らな場所に敷くと見た目が良く、快適に使用できます。
  • 雑草や石の除去:雑草が生えている場合は、取り除いてから防草シートを敷きましょう。石が多い場所は砕石で整えると平らになりやすいです。

 

1-3. 土壌の整地

整地は人工芝を美しく敷くために重要なプロセスです。適切な整地を行うことで、人工芝の持ちも良くなります。

 

  • 転圧:地面を踏み固めて凹凸をなくします。ローラーを使用すると均一に整地できます。
  • 砂や砕石の撒布:整地が終わったら、砂や砕石を薄く撒き、再度転圧することで平らな状態が長続きします。

 

2. 人工芝の敷き方の手順

下地の準備ができたら、いよいよ人工芝を敷く作業に移ります。以下の手順に従って丁寧に作業を進めましょう。

 

2-1. 防草シートの敷設

防草シートは雑草の成長を防ぎ、人工芝の寿命を延ばす効果があります。シートを丁寧に敷き、しっかりと固定することが大切です。

 

  • 重なりを持たせて敷く:シートの端を重ねることで、隙間から雑草が生えにくくなります。
  • ピンで固定:防草シートが風で飛ばないようにピンでしっかり固定します。

 

2-2. 人工芝の配置

人工芝は敷く場所に合わせて配置します。庭全体やベランダの形状に合わせて、無駄なく敷き詰めましょう。

 

  • 端から端まで敷く:隙間ができないように、人工芝のロールを端から端まで敷きます。大きなスペースでは数枚に分けて敷くと効率的です。
  • ジョイント部分を合わせる:複数の芝をつなぎ合わせる場合は、ジョイント部分を丁寧に合わせてつなげましょう。

 

2-3. カットと調整

人工芝の配置が終わったら、余分な部分をカッターでカットし、きれいに整えます。カット作業は慎重に行うことで、仕上がりが美しくなります。

 

  • 余分な芝の切り取り:敷地の端に合わせて余分な部分を切り取ります。
  • 切断面の処理:ジョイント部分が目立たないように、接合部分を丁寧に処理します。

 

2-4. ジョイントの固定

人工芝が敷き終わったら、接合部分を固定します。固定が甘いと、ずれたり浮いたりする原因になるため、確実に行いましょう。

 

  • ジョイントテープの使用:ジョイント部分にテープを貼り、しっかりと密着させます。
  • 接着剤の使用:より強力に固定する場合は、接着剤を使用しても良いでしょう。

 

3. 人工芝を固定して安定させる方法

人工芝をしっかりと固定することで、長く使えるようになります。特に風が強い場所では、固定をしっかりと行うことが重要です。

 

3-1. 固定ピンの使用

人工芝を地面に固定するために、専用のピンを使います。ピンは等間隔に打ち込み、しっかりと芝を押さえます。

 

  • 角と中央部分に打ち込む:四隅と中央部にピンを打ち込むことで、芝がずれにくくなります。
  • 密度を高める:強風が予想される場所では、ピンの間隔を狭めて固定するとより安定します。

 

3-2. 重りを置いて固定

ピンの他に、重りを置いて人工芝を固定する方法もあります。これは特にピンを打ち込めないベランダなどで効果的です。

 

  • 人工芝の端に重りを配置:端にプランターや石を置いて、風で浮き上がるのを防ぎます。
  • タイルやレンガの活用:重りとして見た目もよく、耐久性のあるタイルやレンガを置くと、芝が固定されやすくなります。

 

3-3. 接着剤での固定(オプション)

屋内やベランダでしっかりと固定したい場合、接着剤を使うと安定します。水が浸透しないため、掃除も楽になります。

 

  • 接着剤を均一に塗る:部分的に塗るのではなく、全体に均一に塗ることで、剥がれにくくなります。
  • 乾燥時間を守る:接着剤の乾燥時間を守り、十分に乾いてから使用することで、安定性が増します。

 

4. 人工芝を敷いた後のメンテナンス方法

人工芝を敷いた後も、適度なメンテナンスを行うことで長持ちさせることができます。定期的な手入れで美しい状態を保ちましょう。

 

4-1. 定期的な清掃

人工芝の上にたまるゴミやホコリを取り除きます。特に屋外では葉っぱや小枝が溜まりやすいので、こまめに掃除をしましょう。

 

  • ほうきで掃く:柔らかいほうきを使って表面を掃くことで、芝が傷つかずきれいに保てます。
  • ブロワーで吹き飛ばす:広範囲にゴミが溜まっている場合は、ブロワーを使うと効率的です。

 

4-2. 定期的な水洗い

人工芝は水洗いも可能です。ホースで水をかけるだけで、砂ぼこりや汚れが落ちてきれいになります。

 

  • ホースで水をかける:汚れが気になる場合は、週に一度程度ホースで軽く洗い流しましょう。
  • デッキブラシで軽くこする:しつこい汚れがついている場合は、デッキブラシで軽くこするときれいになります。

 

4-3. 芝の毛並みを整える

人工芝の毛並みが乱れたら、ブラシで整えましょう。毛が寝てしまうと見栄えが悪くなるため、ブラッシングでふんわりとした状態に戻します。

 

  • ブラシを使って立ち上げる:毛が倒れてしまっている場合は、柔らかいブラシを使って立ち上げます。
  • 毛並みを一定方向に揃える:毛がバラバラの方向に向かないように、一定方向に揃えると見栄えが良くなります。

 

まとめ

人工芝を敷く際の基本的な手順や道具の準備、設置後のメンテナンスについて解説しました。適切な準備と丁寧な敷き方を行うことで、人工芝は長持ちし、美しい状態を保つことができます。ぜひ本記事を参考に、快適な人工芝の空間を楽しんでください。

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